そうよね。怖いわよね。でも美味しいものを沢山食べたくなるのよね。
人口透析ってなんだか怖い。できれば透析をしないで生活したい。
そう思われる方は、かなり多いのではないでしょうか。
2022年の日本透析医学会の統計調査報告によると、
国内で透析を受けている人は、約34万7千人にのぼります。
患者数が若干下降気味に転じているとはいえ、まだまだ高いところを推移している状況だという事が分かります。
特に、糖尿病のリスクを抱えている人にとって「透析」は他人事と思えないワードですよね。
現代は、美味しいものに簡単に手が届きます。
それに対して、運動するチャンスは自分で作り出す必要があるので、
生活習慣病のリスクは皆平等に持っていると言っても過言ではないでしょう。
生活習慣病の心配が全くない方でも、不摂生を続けていればリスクは高まるのが現代の生活です。
とは言え、日中は仕事に追われて体を動かすチャンスに恵まれる事は無いし、
忙しくて食事の栄養バランスも考える余裕なんてどこにも無いという状態が現実ですよね。
忙しい生活を送る人には、管理栄養士が栄養バランスを考慮した食事がまとめて届く、
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というわけで、今回の記事は透析を回避するためには、
栄養バランスの取れた食生活が、何よりも大切であるということをまとめていきたいと思います。
目次
透析とはどういうもの?
透析は面倒だとか、怖いなどと言われていますが、そもそも具体的にどういったものなのでしょうか。
一般的に透析とは血液透析療法の事を指します。
様々な理由で体内の臓器のひとつである、腎臓の働きが悪くなってしまった人のための治療法です。
血液透析療法は、機械に血液を通し、血液中の老廃物や不要な水分を除去し、血液をきれいにする方法です。
引用元:一般社団法人 腎臓病協議会HPより
日本では血液透析を選ぶ患者が圧倒的に多く(2012年末の調査で全透析患者の96.9%)、末期腎不全の治療法として主流となっています。
腎臓の働きが落ちているということに自分で気づくのはなかなか難しいのです。
気が付いた時には結構深刻な状況に陥っていることがあるなんて、怖いですね。
多くの人が「透析は大変だから避けたい」と思うのには、まだ訳がありそうです。
透析が大変だと言われる理由
- 週に2~3回通院する必要があること。
- 透析を開始すると数時間ベッドの上で安静にする必要があること。
- シャントと呼ばれる特別な血管を作る手術を受ける必要があること。
- 毎回腕に針を刺す必要があること。
- 人によっては透析後の体調が不安定になってしまう
- 栄養バランスを考えた食生活が必須であること。
実は、僕の知り合いに透析を受けている人がいるのですが、
透析治療を開始する前にシャントと呼ばれる血管を作る手術の段階で既に大変だったそうです。
その人は高血圧で肥満だったので、血管が固く脆くなってしまっていたんですね。
透析の生活に身体が慣れるまでは、ほとんど毎回気分が悪くて動けなくなってしまったので、
どこかへ出かけて楽しもう!という気力さえ失われたそうです。
それを聞いただけでも心が折れそうです。
透析の食事の管理が非常に大変
前述の知り合いの話によれば、慢性腎臓病と診断されてからの食事の管理が大変に感じたそうです。
それまで何でも、好きなものをお腹いっぱい食べていた生活が一変して、
少量ずつバランスを考えた食事になったそうです。
腎臓の働きが弱ってしまった人の体内では、カリウムとナトリウムの体内の調節がうまく行きません。
本来ならば尿で排出できるものも体内に蓄積されて、身体に負担がかかってしまうので、
どうしても食事から摂取する量を抑える必要があるのです。
カリウムと言えば、野菜に多く含まれる要素です。
じゃあ、野菜を一切食べるな。とは言えないですよね。
食物繊維を摂取する必要もありますし、ビタミンだって必要です。
どうするかというと、カリウムが水に溶けるという性質を利用して、
野菜は基本的に下茹でをし、流水にさらした後、調理するということになります。
家族がいる場合には、家族の協力が不可欠です。
同居する家族に同じ食事を提供するわけにはいかないので、通常食と腎臓病の人向けの二種類が必要になります。
とはいえ、二種類作るのは大変な作業だという事は容易に想像がつきますね。
透析を受けない身体でいるためには
ここが大事です。防御こそ最大の攻撃になり得るのです。透析を回避するのに一番手っ取り早い方法は、
ずばり、健康な身体でいることが一番大切です。
前述の男性は、身長が175cmですが、最高で100kgほどまで太った事があるそうです。
過去を振り返ってもらい、やめておけばよかったなという行動をヒアリングしてみました。
改めた方が良い行動
- 喫煙の習慣
- 漬物にさらに醤油をかける
- 塩鮭にさらに醤油をかける
- 野菜炒めからお肉だけ抜き出して食べる
- 飲酒後にシメとしてラーメンを食べる
- お菓子を食べだしたら、一袋食べきってしまう
明らかに塩分が過剰ですし、カロリーも摂取しすぎていたことがわかります。
でも、普段自分が塩分を過剰に摂取してるかどうかって分かりにくいですよね。
特に、飲酒後のラーメンは本当に美味しく感じてしまうし、
満足感が半端ないので、癖になってしまうのも頷けます。
満足するという自分の感情を第一に持ってくると、適正量をバランスよく摂取する事が難しいかが分かります。
時には、我慢する事も大切ですね。
バランスの取れた食生活を送る
人間ですから、動くためには食事をしっかりと摂る事が大切です。
透析を回避するためには、慢性腎臓病にならないような生活をする必要があります。
慢性腎臓病にならないようにするためには、特に高血圧と肥満に気を付ける必要があります。
特に適切な塩分の量を意識するようにしましょう。
厚生労働省の食事摂取基準(2020年版)によれば、成人男性7.5g未満、成人女性6.5g未満が目標量です。
高血圧及び慢性腎臓病重症化防止のためには男女ともに一日、6.0g未満が目標となっています。
塩分を自己管理するのってなかなか自信が持てませんよね。そんな時に頼れるのがワタミの宅食です。
こちらの記事で、ワタミの宅食って実際どうなの?っていうところを分かりやすく解説しているのでおすすめですよ。
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こちらの記事にワタミの宅食ダイレクトのメリットとデメリットをまとめてあるので、参考にしてみてくださいね。
運動を怠らない生活
やはり、何と言っても運動が大切で、身体の中の大きな筋肉を動かすのが効果的です。
今では、動画を検索すると、有酸素運動を手軽に行える動画が沢山出てきます。
体を動かす事はストレス発散にも大きくつながります。気持ちいい汗をかきましょう。
継続させるためには何と言っても、楽しむという事がカギになります。
禁酒・禁煙を心がける
お酒もタバコもほどほどに。
昔から言われていますよね。楽しい時間ではありますが健康へのリスクがとても大きいです。
水分の摂取を欠かさない
運動強度の違いや、発汗量に個人差があるので、基準値を設けることが難しい水分量ですが、
ドイツでは一日の水分の摂取量を男女それぞれ 2,910、2,265 mLと定めています。
日本では白米や麺類に水分が含まれているので、飲料としての水分はだいたい1,000ml程度とされています。
一気に飲むことは難しいので、気が付いたらこまめに水分を摂取する事が大切ですね。
まとめ
今回はワタミの宅食で気負わずに健康食生活!透析を回避したいなら必見!というテーマでまとめてみましたが、
いかがでしたでしょうか。
皆が口を揃えて、透析は避けたいと言っている理由が、食事の管理の大変さにあるという事が分かりました。
また、実際に透析を受けている人の経験を聞いてみると、
塩分やカロリーを適切に摂取する事の大切さが良くわかりましたね。
運動を欠かさず、水分も適切に摂りながら生活していれば透析になる確率はグンと減って安心です。
栄養バランスの良い食生活を心がけていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この間、人工透析している親戚に、「お前も塩分と糖分に気を付けないと、透析受ける事になるぞ」って脅されちゃった。もちろん冗談だけど、ちっとも笑えないわ。