介護食と聞くと、みなさんも、イメージは沸きやすいと思いますが、実際に介護食のドリンクとなるとなかなかイメージがわきにくいかもしれません。
介護食のドリンクというのは、介護食のレベルの食事でもリスクのある高齢者を中心に利用される栄養補助食品のことです。
ただ、栄養補助食品と言いましても、おいしくないわけでもなく、様々なメーカーから発売されています。
そこで、今回は、栄養補助食品の一つで介護食用のドリンクについて、
- 介護食のドリンクって何?
- 介護食のドリンクはどのようなものを選べはいい?
- 介護食のドリンクの容器は種類も豊富!
- 介護食のドリンクは栄養満点、種類も豊富!
の4点を中心に調べてみました。
これを読んでくだされは、介護食のドリンクがどのようなものかよくわかります。
ぜひ、最後まで、読んでくれると幸いです。
介護食のドリンクって何?
噛む力や飲み込む力が弱まるなどで健康状態にリスクが出てくるようになると、以前のように食事をとることが困難になり、だんだんと食事量が減ってしまう方がいます。
そのため、食事だけでは十分な栄養や水分を摂れなくなるので、介護食のドリンクで栄養を補助していきます。
介護食のドリンクは、少ない量でも高カロリーを摂れるように設計されています。
また、たんぱく質の量を調整したものや、カルシウムや食物繊維、亜鉛などを補えるものなど、エネルギー以外にも様々な栄養補助が可能なドリンクが数多く販売されるようになりました。
また、介護食のドリンクは、病院でも使われています。
病院で出される介護食のドリンクは1994年、病院向けの栄養補助飲料として 開発されたブイ・クレスというもので、 おいしさにもこだわり、進化してきました。
1本1本にニュートリーの情熱が詰まった ブイ・クレスは、全国の病院や介護福祉施設で 採用され多くの方に飲まれています。
その特徴は、豊富なビタミンとミネラルの種類と量にあります。
これからも、ブイ・クレスは愛用されていくでしょう。
ちなみに、こちらは、当サイトがお勧めしております健康うちごはんのサイトの中のプラスワンというコーナーのリンクになります。
通常の介護食にはない様々な介護食を販売しております。
中には、おせちのようなギフト用の物もあり、その多様性に驚かされると思います。
まだ、ドリンク類は出していませんが、項目としてドリンクは載っていますので近々出されることは間違いないです。
その時は、ぜひ、購入してどのようなものかお試しください。
味については、医療・介護専門のメーカーが作っていることもあり、その味・品質はお墨付きです。
ですので、定期的にチェックして、ドリンクが出される日を楽しみにしててください。
介護食のドリンクはどのようなものを選べはいい?
栄養補助のために介護食のドリンクを購入しても、好みに合わず、なかなか飲んでくれないことがあります。
そこで、飲んでもらうためにどのようようなものを選べはいいのか、方法を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
介護食のドリンクを選ぶ方法 『病院で飲まれている』
病院で選ばれている介護食のドリンクは、カロリーが多く摂取できるだけではなく、様々な栄養素も同時に補給できます。
栄養バランスが優れているので、安心して飲めるでしょう。
また、『大勢の方に飲まれる』ドリンクが選ばれるため、万人受けする味になる傾向にあります。
初めて介護食のドリンクを購入する場合は、病院で飲まれている商品の中から選んでみるのがいお勧めです。
介護食のドリンクを選ぶ方法『飲みやすい容器』
介護食のドリンクを長く飲んでもらうために、『容器の持ちやすさ』が大切になってきます。
手や腕の力が弱まってくると、重たいものを長く掴むことが困難になるので、容器が軽るいものや吸い口が吸いやすいものを選ぶと、飲むときのストレスが軽減されます。
介護食の飲み物を選ぶ方法『味が豊富』
味の種類が豊富なドリンクは飽きがこないので、飲んでもらいやすいです。
まずは、「フルーツ系」と「ミルクベース(乳系)」の商品をそれぞれ試してみるといいかもしれません。
そうすると、好みの味が何なのか早くわかります。
ちなみに、こちらは、当サイトがお勧めしております宅配サービスのメディカルフードサービスの解説記事及び感想記事になります。
【メディカルフードサービスやわらか食】何度でもお試し⁈徹底解説
【メディカルフードサービスやわらか食】実際に食べた正直な僕の声!
ドリンクとはカテゴリーは違いますが、今時の介護食はここまで、進化しているんだということを感じていただけると思います。
ぜひ、ドリンクをきっかけに、介護食自体にも興味を持っていただけると幸いです。
介護食の容器は種類も豊富!
介護食のドリンクは、3種類の容器が使われています。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説しますので、ご自身の健康状態に合わせて選んでいただけると幸いです。
介護食のドリンクの容器(1)『ストローと紙パック』
紙パックにストローがついた介護食のドリンクは、とても軽く持ちやすく、多くのメーカーで採用されています。
約100mlの量でエネルギーや栄養を摂取できるので、食事やおやつに最適です。
デメリットは、一度開封してしまうと保存できないことです。
そのため、何回かに分けてゆっくり飲みたい場合は、キャップ付きのパウチやペットボトルを使うのがお勧めです。
また、ストローでドリンクを飲むためには、吸い込む力が必要になりますので、吸い込む力が弱っている方は、吸わなくても飲めるパウチにすると飲みやすくなるのでお勧めです。
介護食のドリンク(2)『パウチ』
パウチタイプの介護食のドリンクの容器はとても軽く、高齢の方でも片手で持ちやすいところがメリット。
また、キャップがついているため、時間をかけてゆっくり少しずつの水分補給にも適しています。
特に、スパウト付きパウチは傾けるだけで飲み物が出てくるので、簡単に飲めてお勧めです。
多くのメーカーがパウチタイプの介護食飲料を採用しているので、好みの味や求めている栄養素が見つかりやすいのもメリットと言えます。
介護食のドリンクの容器(3)『ペットボトル』
パウチと同様に、ペットボトルも何度も開け閉めできで少しずつ飲める点がメリット。
また、中身が目で見えるため残りの量が常に把握できることや壊れにくさももメリットと言えます。
量が多く、飲み切るのに時間がかかることがデメリット。
栄養補助飲料は少量で高カロリーを摂れることがメリットなので、ペットボトルではそのメリットが活きてこないことが最大のデメリットと言えます。
また、重いこともデメリットで、ペットボトルは小さなサイズでも約350mlあり、紙パックやパウチの2倍以上の重さがあります。
ですので、掴む力が弱まっている方は、他の二つの容器から選ぶことをお勧めします。
おすすめの介護食ドリンク3選+番外編
市販品の介護食用のドリンクは、フルーツ味やコーヒー系、スープ味など、とてもバリエーションが豊富です。
ここでは、その中で、個人的におすすめの3つをご紹介したいと思います。
ぜひ、これを参考に自身に合った介護食のドリンクを選んでみてください。
明治メイバランスMini
明治メイバランスMiniは、1本125mlあたり200kcalの高エネルギーが摂れる流動食。 たんぱく質が7.5g、亜鉛2.0mg、食物繊維2.5g、7種類のビタミン、8種類のミネラルを配合していて、体に必要な6大栄養素を手軽に補給可能。
エプリッチドリンク イチゴオレ風味 125ml 「エプリッチドリンク」は、1本125mlあたりエネルギーが200kcal、たんぱく質8.2g、亜鉛4.1mg、食物繊維4.6gが摂れるドリンクです。
ミルクテイストのコーヒー味やココア味のほかに、フルーツ系やコーンスープ味など8種類の味があり、変化をつけながら楽しめます。
ミルクベース(乳系)でやわらかい味わいです。
フルーツ系以外に、コーヒー風味や抹茶オレなど幅広い種類が揃っています。
エプリッチすいすいパウチゼリー2種セット
『エプリッチすいすいパウチゼリー』は、1袋120gでエネルギー160kcal、たんぱく質8.0gが
摂取できるほか、11種類のビタミンやコラーゲンペプチドなども配合されています。
さっぱりとした飲み口のアセロラ風味とゆず風味が1個ずつセットになっており、ミルクベース(乳系)のドリンクが苦手な方や、乳成分・大豆のアレルギーがある方も飲みやすくおすすめです。
また、リキャップで何回かに分けて飲みたい方や、片手で押し出せるスパウト付きパウチを探している方にも最適です。
栄養ドリンクのビタカイザー3000ゼロ
ビタカイザー3000ゼロは、金陽製薬株式会社が販売する指定医薬部外品の栄養ドリンク。
糖類ゼロで1本あたり14キロカロリー、タウリン3000mg、ローヤルゼリー60mg、ビタミン B1、B2、B6を配合。
疲労時に栄養補給をしたいが糖類やカロリーが気になる方も安心して飲むことができます。
糖類ゼロの50本セット。滋養強壮の効能があり、年配の方にも最適です。
番外編 『経口補水液』
最後に、番外編として経口補水液をあげます。
厳密には、介護食のドリンクとは違うのですが、性質として同じようなものですので、ここで紹介させていただきます。
経口補水液は、水に電解質と糖質をバランスよく配合したドリンクです。
感染性腸炎、感冒による下痢・発熱を原因とした脱水症、高齢者の経口摂取不足を原因とした脱水症、過度の発汗を原因とした脱水症、脱水を伴う熱中症などになった時に使われます。
また、高齢の方だけではなく子供にも使われます。
これは、栄養補助というより緊急時の水分補給に用いられることが多く、市販で出ているものだとアクエリアスやポカリスエットがこれに近いです。
また、緊急時以外にも食欲のない日や1日の水分量が少ない日などにも、体調に合わせて摂取するのがおすすめです。
まとめ
ここまで、介護食のドリンクについて、様々な角度から書いてきました。
『介護食のドリンクについて』・『介護食のドリンクの容器について』・『おすすめの介護食のドリンクについて』と一通りのことは、伝えられたと思います。
この記事を通して、介護食のドリンクについての理解が深まってくれたなら幸いです。
最後に、介護食のドリンクとは違いますが、介護食の多様性の一つに介護食の宅配サービスというものが存在します。
介護食のドリンクと同じくこちらもイメージしにくいかもしれません。
この記事は、介護食のドリンクについての記事になりますので、介護食の宅配サービスについてここで詳しく述べることはいたしません。
ですが、ランキングサイトをお載せしますので、これをきっかけに、宅配サービスに興味を持っていただいて、当サイトの該当するページにアクセスしていただけると幸いです。
実際に、ここにアクセスしていただくと、介護食の宅配サービスの豊富さに驚かれると思います。
ランキング表示にもなっていますので、どれがおすすめかもとても分かりやすいと思います。
ぜひ、訪れてみてください。
また、ここには載っていませんが、宅配サービスの一つに健康うちごはんのメディカルフードサービスものがあり、当サイトは強くお勧めしております。
医療・介護の専門メーカーが推しているため、味・品質はお墨付き。
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