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被介護者の救世主!高カロリー介護食が求められる理由とは。

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介護食。そう聞いてみなさんはおかゆであったり、塩分控えめの薄味、はたまた病院食のようなものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 実は近年、高カロリーの介護食が注目されているのはご存知ですか?

 本記事では何故高カロリー介護が注目されているのかを解説すると同時に、近年普及してきた介護食の宅配に関してもご紹介していければと思います。

実は栄養不足?

高齢者の方は実は栄養不足な方が多いんです。

厚生労働省が発表した「令和元年度 国民健康栄養調査報告」によると、なんと65歳以上は男性:12.4% 女性:20.7%が低栄養と結果がでています。                  また、この比率は年齢が上がるにつれて比例し、85歳以上では男性:17.2% 女性:27.9%となっています。

その要因として主に挙げられるのは以下2点になります。

  • 精神的要因:独り暮らしや不幸事による孤独感
  • 身体的要因:老化による運動能力/内蔵機能の低下

公益財団法人長寿科学振興財団の「高齢者の低栄養対策のための食生活とは」よりhttps://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/shokuji-katsudou

低栄養を解決する介護食

「低栄養を改善するためには、栄養バランスの取れた食事を1日3食摂取することが大切です。」

なんてことはもう皆さん察しがついていると思いますし、これだけでは結局具体的に何をすればよいか分かりませんよね。

ベースとしては以下になります。

栄養バランスのとれた食事
  • 主食・主菜・副菜がそろっている
  • 5大栄養素(炭水化物/脂質/ビタミン/ミネラル/タンパク質)の摂取
  • 主食・主菜・副菜がそろっている

 主食:米、パン、麺などの炭水化物で主にエネルギー源となるもののことです

 主菜:おかずとなるような食事のことで肉、魚、大豆製品などのタンパク質がメインです。

 副菜:野菜などを使った食事のことで、ビタミンやミネラルの供給に一役買っています。

  • 5大栄養素(炭水化物/脂質/ビタミン/ミネラル/タンパク質)の摂取

 5大栄養素を摂取することは、健康的な肉体の生成/活動エネルギーの補給などに効果的です。

「【管理栄養士監修】主食・主菜・副菜とは?理想的な献立の考え方」よりhttps://healthscienceshop.nestle.jp/blogs/isocal/knowledge-nutrients-013-index

介護する人/される人、両者にとってWin-Winな介護食

高齢者の方に低栄養者が多い。これ自体は理解できても実際解決するのはなかなか大変ですよね。

実際日常的に栄養バランスのとれた食事を毎食毎日摂取出来ている方は少ないと思います。

介護する人(=介護者)は、自分たちの生活に加えて介護される人(=被介護者)の状態に合わせて食事を提供しなければなりません。被介護者が食べてくれなければ、結局低栄養の解決には到底つながりませんものね。

被介護者は、上記で挙げた通り、老化による身体的機能の低下でそもそもの食事摂取量が少なくなってしまう方が多いです。誰だって、満腹の状態で「栄養が足りてないからもっと食べなさい!」と言われると食事自体が苦痛に感じてしまいます。

ではどうやって、高齢者の方の低栄養は改善すればよいのでしょうか?

ここで私がおすすめするのは「高カロリー介護食」と「介護食の宅配」の2つです。

高カロリー介護食・介護食の宅配

  • 高カロリー介護食

被介護者はあまり多くの食事を摂ることが出来ない方も多いです。ではどう低栄養を解決するか?

それは1食1食の摂取カロリーを増やす、という解決方法です。

食事の摂取量で見ると一見少な目に見えても、その中身が高カロリーであれば1日の摂取カロリー目安を容易に達成することが出来ますよね。

食べる量を多くしなくても高カロリーが摂取できるので無理に食べる量を増やさずに済むので、食事量の多さによって食事自体が嫌になる、という事態も解決できます。

被介護者の方は食事を楽しむ気持ちが損なわれませんし、介護者の方も「食べさせなければ」という強迫観念が無くなり気持ち的に余裕が出来ますよね。

個人的おすすめの高カロリー介護食は以下の3つです。

おすすめ①

明治 メイバランス

おすすめポイント:1本125mlで200kcalと高カロリーなうえ、飲料タイプなので手軽に摂取できるのもポイントです!       明治メイバランスの詳細はこちら

おすすめ②

アイソカル ゼリー ハイカロリー

おすすめポイント:1つ66gで150kcal!約230gのおかゆと同じだけのカロリーを摂取できます。また、ゼリータイプなので食べてる実感が湧くのも嬉しいですよね!  アイソカル ゼリー ハイカロリーの詳細はこちら

おすすめ③

エバースマイル ムース食

おすすめポイント:常温保存可能なレトルト食品。和食/洋食/中華といった調理のジャンルから、牛肉/豚肉/鶏肉/魚と食品の種類が豊富なのも食事が楽しみになります!  エバースマイル ムース食の詳細はこちら

  • 介護食の宅配

カロリー摂取を毎食レトルトに頼るのは気が引ける、逆に栄養が偏りそう、このような意見を持たれる方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方に朗報です。実は介護食には「宅配」もあるんです。

介護食の宅配は1食単位で売られていることがほとんどなので、他に何かを作る必要もありません。お得な定期便や、数食セットなどもあるので忙しい方にもおすすめです。

「でも何の宅食がいいか分からない」という方に向けて、おすすめの宅食を3選紹介します。

おすすめ①

メディカルフードサービス

おすすめポイント:やわらか食であることと、「美味しそう」を大切にしている宅食で、食べる事を楽しめる宅食になっています。彩り・風味はそのままで食べやすいやわらか食なのは食べる側としては嬉しいですよね!  メディカルフードの詳細はこちら

実際に食べてみた感想記事もありますので、興味がある方は是非こちらから。

メディカルフード自体の紹介記事はこちらからどうぞ。

おすすめ②

ベネッセのおうちごはん

おすすめポイント:この介護食の特徴は何といっても「おいしそう」にこだわっているところです!見た目から食欲を増進してくれるので、介護食を選ぶ楽しみも増えるのも食事が楽しくなるおすすめポイントです!   ベネッセおうちごはんの詳細はこちら

おすすめ③

タイヘイファミリーセット

おすすめポイント:冷凍弁当によるストック形を採用しており、介護者の負担軽減のための宅食になります。介護者の方にとって楽できる選択肢が家にあるのは精神的に大助かりです!  タイヘイファミリーの詳細はこちら

まとめ

介護は介護する人も介護される方も、今まで通りの生活とは少なからず変わってしまうので、ストレスを感じてしまいがちです。

そんな状況だからこそ毎日の食事は楽しみたいですよね。

宅食やレトルトの介護食は介護者の負担を減らすものでもあり、被介護者の健康面/食事を楽しむ心をサポートしてくれるものでもあります。

これを機に一度試してみてはいかがでしょうか?

また、別の記事では介護食の宅配サービスに特化して書かれた記事もありますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

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