介護食作りでは「噛む力」「飲み込む力」が弱くなってきた方が食べやすいように柔らかくしたり、
飲み込みやすくするために滑らかにしたりすることが必要となりますね。
1日3食の調理の負担が重なれば介護疲れの原因となってしまう可能性もあります。
そうなってしまっては困りますよね。
そんなお悩みを解決するために手軽に調理ができるように助けてくれるフードプロセッサーを購入することをおすすめします。
労力も少なく済み時短にも繋がるので介護食を作る精神的な負担も軽くすることができます。
この記事ではフードプロセッサーとミキサーの違いと,
フードプロセッサーのメリットデメリットとおすすめフードプロセッサーを5つご紹介いたします。
介護食は食事を美味しく食べられるように工夫が必要なので普通以上に負担がかかりますよね。
少し休みたいな…というときには介護食弁当の宅配サービスがお勧めです。
目次
ブレンダー・フードプロセッサーとミキサーの違い
ミキサーとブレンダー・フードプロセッサーの違いがわかりにくい…何が違うのだろう?
疑問に思ったことがある方も多くおられるのではないでしょうか。
ここでは3つの調理家電の違いは、粒の粗さです。
フードプロセッサー
フードプロセッサーは、ある程度食材の形を残しつつ刻むことに特化しており食材の形が残り粗い粒に仕上がります。
ハンバーグや餃子のタネ・キーマカレーの具など、料理の下ごしらえをするのに向いています。
細かく刻めてもペースト状にしたりスムージーのような液状にはなりません。
そのため,スムージー・ポタージュづくりではなく、野菜のみじん切りや肉・魚のミンチに向いています。
ミキサー・ブレンダー
一方でミキサー・ハンドブレンダーは、つぶして混ぜて食材の形をなくすためのものなので細かい粒でペースト状に仕上がります。
スムージーやポタージュなど、液体になるまで細かくする作業に向いている調理家電です。
介護食以外にも、スムージー・離乳食・スープ・ポタージュ・ソース・ペーストなどを作るのに適しています。氷などの固いものも粉砕可能です。
1人分のスープやスムージーなら、ブレンダーを使った方が洗い物が少なく済みます。
介護食におすすめのフードプロセッサーの優れた機能とは
介護食を作るうえでフードプロセッサーは本当に必要でしょうか?
フードプロセッサーのメリットとデメリットを見ていきましょう。
- 食材を粗みじん切りからミンチになるまで細かくすることが可能
- 水分がなくても作動し食材の食感を残して料理の下ごしらえができる
完全なペーストにするのは難しいので,ある程度食材の形があっても問題ない方の食事に向いています。
- 洗うときには刃物で傷つかないように注意が必要
- 比較的大きめなので収納場所を確保する必要がある
メリットとデメリットを見て僕は手作業の調理の負担を軽くしてくれる
フードプロセッサーを取り入れるメリットの方が大きいと感じました。
刻み食やムース食はどうしても単調な色が多くなってしまうので美味しそうな見た目の食事を作るのは難しいですよね。
評価がとても高く利用されている方も多いメディカルフードサービス健康うちごはんの冷凍弁当は,
やわらかさや、美味しそうな見た目、栄養を損なわない冷凍方法にこだわって作られています。
実際に食べた正直な感想が書かれている下の記事はとても興味深いので是非ご覧ください。
介護食を手軽に準備!おすすめのフードプロセッサー5選
フードプロセッサーを購入したいけど沢山種類があるからどれを選んだらよいか迷いますよね。
- 必要な大きさに食材をカットするため回転数が調節可能
- 分解しやすく洗いやすい
1位 | キッチンエイド ミキサー・フードプロセッサー 9KFC3516HT | コンパクトながら2種類の回転モードを搭載し,みじん切りやドレッシング作りに適しています。操作が簡単で多用途に使える点が魅力です。 | |
2位 | クイジナートフードプロセッサーDLC-192J | 業務用波のパワフルなモーターを持ち,6種類のブレードが付属しています。多機能で操作が簡単,耐久性にも優れています。 | |
3位 | 山本電機 MICHIBA KITCHEN PRODUCTマスターカットMB-MM56SL | 無段階調理が可能で,多機能なブレードが付属。硬い食材から柔らかい食材まで幅広く対応でき,ステンレス製の容器は洗いやすいです。 | |
4位 | パナソニック|Panasonic MK-K82-W フードプロセッサー ホワイト | 高硬度のブラックハードチタンカッターを使用し,8種類の調理方法に対応。回転数を調整でき幅広い調理が可能です。 | |
5位 | テスコム フードプロセッサーTK441W | ホイップやバターも作れる多用途のブレードを搭載。ガラス製ボウルで清掃が簡単,コンパクトに収納できる点も優れています。 |
僕は山本電機のMICHIBA KITCHEN PRODUCTを使っています。
10年以上使い続けていますがとても使い勝手が良く気に入っています。
好みの大きさに食材を一瞬で切ることができるので時短になるのでとても得した気分になります。
あっという間にできるので玉ねぎが目に染みる隙さえ与えません。
部品も最低限で洗うのも簡単なので忙しい介護生活にぜひこの商品をおすすめしたいです。
快適に食事を楽しみつつ誤嚥のリスクを下げるためにとろみづけを忘れないようにし、
栄養バランスや見た目なども工夫しましょう。
できるだけ毎日作ってあげたいけれどどうしても無理そうな時のために
介護食の冷凍弁当を冷凍庫にストックしておくと大変助かります。
フードプロセッサーのメンテナンス方法
調理に大活躍してくれるフードプロセッサーをできるだけ長く使うために,使用後は必ず洗って汚れがこびりつくのを防ぎましょう。
多くのフードプロセッサーは、カッター部分・容器・フタなど、それぞれのパーツで分解出来るようになっています。
- コンセントを抜き、カッター刃に気を付けながら分解します。
- 水洗い不可の本体部分が汚れた際には、水をしっかり絞ったふきんで汚れをふき取るのみにしましょう。
- 洗えるパーツは食器洗い用洗剤とスポンジで洗浄し、刃は手で直接触らずブラシなどで洗いましょう。
- 生肉を入れた後はカップや刃を消毒するのがおすすめです。熱湯消毒やキッチン用塩素系漂白剤、アルコール消毒などの方法があります。
- 洗った後はよく乾かして、清潔な場所に保管して下さい。
フードプロセッサーのにおいが気になる場合は、クエン酸やレモンを入れたぬるま湯に浸けるとにおいが解消されます。
正しく器具を洗浄し、長く清潔に使い続けましょう。
まとめ
・介護食におすすめのフードプロセッサーの優れた機能とは
・フードプロセッサーとミキサー・ブレンダーの違い
・介護食を手軽に準備!おすすめのフードプロセッサー5選
・フードプロセッサーのメンテナンス方法
最後に
この記事では介護食向けのフードプロセッサーのおすすめ商品をご紹介しました。
毎日介護食を作るのは非常に大変なので、フードプロセッサーを上手に活用して効率よく負担を軽くしていきましょう。
新たに介護食用の調理器具を揃えるのは面倒かもしれませんが、一度購入すればずっと使用できるものなのでおすすめです!
冷凍弁当をストックしておくなど様々な方法で少しでも負担を減らせると食卓に笑顔が増えることでしょう。
是非フードプロセッサーをおいしい介護食作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
おいしい介護食の冷凍弁当メディカルフードサービス健康うちごはんについて
もっと知りたい方はこの記事をご覧ください。
みじん切りやお肉を細かくするのに包丁で手作業だと時間がかかるし疲れる…