自然災害やコロナの緊急事態宣言で、商品が棚から亡くなって不安な経験をしたのは記憶に新しいと思います。
その経験をキッカケに、家に買いだめがないと不安な思いをしている人が増えたようです。
しかしせっかく買っておいても、使う前に賞味期限が切れてしまった・部屋を備蓄品に占領されて狭くなった。
そんなデメリットも発生しています。
ではどのようにすれば非常時に慌てず、平常時にも快適に過ごせるか考えてみましょう。
必要な量を知る
うちは家族4人だけど、どのくらいいるのかな?
災害が起きた時に主要なライフラインが復旧するには、約3日必要と言われています。
では大人が3日生活するのに必要な量はどのくらいなのか、具体的にイメージできていますか?
下の例をご覧ください。
- 飲料水 9ℓ
- パックご飯 5食分
- レトルト食品 8食分
- チョコレート 3枚
- カンパン 5缶
3日分って思った以上に多いと感じませんでしたか?
僕は飲料水が非常に多いと感じましたが、これには調理用の水は入っていません。
このセットをシンク下に収納しようとすると、小さい家なら2人分は入りきらないかもしれません。
それが家族全員分だとかなりの量になりそうですね。
そう、非常時への備えは計画的にやる必要があるのです。
では何を・どう買えばいいのか、もっと具体的な方法を見ていきましょう。
買いだめで揃えるべき商品
すぐ思いつくのは缶詰・パックご飯・レトルト食品ぐらいかな
買いだめでまず思いつくのは、缶詰・パックご飯・レトルト食品だと思います。
でも本当に、スーパーやホームセンターにある非常食コーナーの商品だけでしょうか?
- 缶詰(果物・魚などを使ったものも◎)
- レトルト食品(肉や豆腐を使ったものも◎)
- パスタ類
- 乾物
- 根菜類
- カセットボンベ
- ウエットティッシュ
- トイレットペーパー
- 水なしで使える歯磨きシート
カセットコンロが使えると、日常的に食べているパスタや乾物も利用できることが分かりますね。
常温で日持ちするものというと炭水化物が多くなります。
反対にビタミン・たんぱく質・食物繊維といった栄養素は不足しがちです。
実際災害時の避難所生活で、口内炎や便秘になったという経験をした方が多く見られました。
でも解決法はあります、ビタミン・食物繊維は野菜ジュース・果物の缶詰から摂取が可能です。
そしてたんぱく質は、さばの缶詰などから摂取できます。
量だけでなく、栄養の組み合わせも考慮して決めるのが重要です。
備蓄方法
台風の後色々買ったけど、賞味期限過ぎちゃった
台風の停電を経験した直後に、一度はストックを買って色々揃えてみた。
その後日常生活が戻ると、危機意識が薄れてほったらかしになった、という経験ありませんか?
僕は買いだめ最大の手間は在庫の管理だと思っています。
ではどうすれば、緊急時まで万全の体制を維持することができるのか次で見ていきましょう。
ローリングストック方式の特徴
買い置きの期限大丈夫かな?でも確認するの面倒だな
簡単にやる方法があります。ローリングストック方式という言葉をご存知ですか?
普段から少し多めに食料などを買っておき、使った分だけ新しく買い足していくということです。
そうすれば常に一定量の食料が家に備蓄されるので、いつ非常時が訪れても万全の状態なんです。
家庭での保管で重要なのは、目に付く場所に置いておく・賞味期限が近いものを手前にこの二つです。
最初にご紹介した必要量を家族分いきなり揃えるとなると、量も多く出費も一時的にかさむかもしれません。
少ない量から少しづつローリングストック法に組み込んで、買いだめを増やすというのも一つの解決方法だと思います。
まとめ
- 必要な量を知る
- 買いだめで揃えるべき商品
- 備蓄方法(ローリングストック方式を紹介)
最近の気候変動で自然災害が増えたと感じる上に、コロナ渦で不安な思いをすることが増えています。
忙しい毎日の中でも、わざわざではなく自然に備えができて安心に繋がればいいなぁと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
家に買いだめがないと不安なの!