どんな食材を買いだめしておけば料理に使えて便利なのかしら…
食材を買いだめしておくと、節約につながったり、料理の時短になったりとメリットを耳にしたことがある人も多いでしょう。
実際に、色々な食材を買いだめして効率良く家事を行っている人も少なくありません。
どんな食材を買いだめするのがベストなのでしょうか。ここでは、買いだめしておくと便利な食材、その保存方法も一緒にご紹介します。
目次
買いだめした食材で料理を効率良く!
下味に漬けた状態で保存すれば味が染みる!
お肉や魚など、味を染みこませて調理したいメニューには、購入してきたその日に下味に漬けておくのがおすすめです。
チャック付き保存袋などに入れて食材、調味料を入れて馴染ませたら冷凍庫で保存することができます。
チャック付き保存袋には、料理名や下味に漬けた日付などを記入しておくと、冷凍庫の中でどれから使えば良いのかも一目瞭然になります。
最後の一手間だけをその日に!料理の時短につながる!
ハンバーグやとんかつ、餃子など、焼いたり揚げたりするまでに何工程も必要とする料理は、忙しい時間に作るのは面倒になってしまいますよね。
そんなときは、焼くだけ、揚げるだけの状態まで準備しておくと便利です。
ハンバーグなら成形まで、とんかつなら衣をつけるところまで、餃子なども皮に包んだ状態まで準備しておきましょう。
食べるその日に最後の一手間を調理するだけで済むので、時短につながることはもちろん、手間をかけずに美味しい料理を食卓に並べることができます。
成形したハンバーグ、衣をつけたとんかつなどはそのまま冷凍庫で保存することができます。
餃子などは一つ一つを離してくっつかないように注意しながら冷凍し、固まってから大きな袋でガサッと保存しておくと、使いたいときに使いたい分だけ取り出せるので便利です。
包丁を使わなくても料理が可能になるメニューも!
買ってきた食材は料理で使用したい形にあらかじめカットして冷凍しておくのがおすすめです。
肉ならチャーハンや焼きそば用に小さめサイズに、唐揚げなど用に一口サイズに、といった要領でカットしておきます。
野菜類も同様に、一つの食材をイチョウ切り、千切り、みじん切りといった色々な切り方で保管しておくと、使いたいときに包丁を出してきてカットする手間を省くことができます。
カットした形ごとにチャック付き保存袋などに入れておけば、使いたいときに迷わず取り出すことができます。
包丁を使わなくても、調理ができてしまう料理もあるでしょう。
買いだめにおすすめの食材とは?便利な保存方法もご紹介
肉・魚類
上記でも紹介したように、肉や魚は下味に漬け込んだ状態で冷凍庫で保存するのがおすすめです。
どんな料理だったかあとから見てもすぐに分かるように、料理名、漬け込んだ日付をチャック付き保存袋に直接書いたり、シールで貼ったりしておくと便利です。
人気の下味冷凍メニューをご紹介しましょう。
<豚丼> ・豚肉 ・玉ねぎスライス [調味料] ・しょうゆ ・酒 ・砂糖 ・白だし ・しょうが |
<味噌だれチキン> ・鶏もも肉または鶏胸肉 [調味料] ・みそ ・酒 ・砂糖 ・マヨネーズ ・しょうゆ ・豆板醤 ・にんにく ・しょうが |
<ぶりの照り焼き> ・ぶり(たら、さわら、めかじきなどでもOK) [調味料] ・酒 ・みりん ・しょうゆ ・しょうが ※水を足して煮詰めれば角煮にも使えます。 |
<魚のドレッシング漬け> 鮭・ぶり・めかじき→ごまドレッシング たら・さわら→玉ねぎドレッシング [調味料] ・塩こしょう ・好みのドレッシング ※風味の強いものにはごま、淡泊な白身魚には玉ねぎのドレッシングがおすすめ。 |
野菜
料理をするときに、必要な食材をカットすることが意外と面倒なときってありますよね。
そんなときは、よく登場する料理に対応できるよう、色々な形にカットして冷凍しておくのがおすすめです。
大根やにんじんなどは、味噌汁用や炒め物用にイチョウ切り、短冊切りを、煮物用に1~2cmのイチョウ切りやぶつ切りを準備しましょう。
ほうれんそうや白菜などの葉物野菜は、しっかりと洗って水分を拭き取った後、5cm程度にカットしておくのがおすすめです。
れんこんやごぼうは、千切り、薄切りなどを用意し、酢水にひたしたあとに水分を拭き取って冷凍しておくとすぐ料理に使えます。
玉ねぎはスライスやみじん切りなどカットした状態で冷凍しておくのも便利ですが、上下を切り落とし皮を剥いた状態で一つずるラップに包んで野菜室で保管するのがおすすめです。
使いたいときにカットしなければなりませんが、目が痛くならずにカットすることができるので、ノンストレスです。
じゃがいもやさつまいもは、ペースト状にして冷凍しておくのがおすすめです。コロッケやポテトサラダなどにすぐ使えます。
きのこ
きのこは冷凍保存しておくと栄養価が高まると言われています。炒め物や煮物など、色々な料理で使用しても、味や食感に変化がないので使いやすい食材です。
石突きを取ったら、一つ一つがバラバラになるようにしてチャック付き保存袋などに入れて冷凍庫で保管しましょう。
えのきなどは、使用する料理を想定して、長さを半分程度にカットしたものもあると便利です。
料理に使うときは、解凍せずにそのまま鍋やフライパンに入れて使えます。
乾き物
乾燥ひじきや切り干し大根などが代表的な乾物は、必ずストックしておくと便利な食材です。
困ったときの一品になるようなものを買いだめしておくのがおすすめです。
また、パスタや蕎麦など乾麺も常に置いておきたい食材です。直射日光が当たらない通気性の良い場所なら1~3年半ほど長期保存できます。
お好み焼き粉や小麦粉、ホットケーキミックスなどの粉物は、使い道の幅が広いため、買いだめしておくと安心です。
一度で使い切らずに残った場合は、密閉性の高い容器に移して、直射日光の当たらない通気性の良い場所で常温保存するのが最適です。
缶詰やレトルト
長期保存が可能な食材なので、非常食としてストックしている人も多いのではないでしょうか。
最初から味付けがされているので、開けたらすぐに食べられる点が大きな魅力です。
現在では、色々な缶詰が販売されていることもあり、普段の食卓の一品として活用している人も少なくありません。
常温保存できるので、切らさないように買いだめしておくのがおすすめです。
買いだめした食材で料理しよう:まとめ
食費の節約や効率良く食事の準備をするためにも、週に1~2回程度の買いだめがおすすめです。
大量に買ってきた食材はカットしたり下味に漬けた状態で冷凍保存すれば、実際に料理するときの手間を省くことができます。
買いだめした食材で献立を考えることになるので、毎日の献立に悩む必要もありません。
これからは買いだめした食材で効率良く料理をしてみませんか。
買いだめしても食材が傷んでしまわないか心配…