買いだめした食材は、どうやって保管したら良いのかしら…。調理の手間が省けるならぜひやってみたいんだけど…。
みなさんはどのくらいの頻度で買い出しに行っていますか。
2~3日でスーパーに行っているという方、ぜひ買いだめして保管する方法を覚えましょう。
スーパーに行くと、ついつい必要でないものまで購入してきてしまうことが多いです。
そんな無駄買いを減らすには、食材を1週間分などまとめて買いだめする方法がおすすめです。
食材を傷ませてしまうことなく保管する方法を解説します。
目次
買いだめしたら冷凍庫で保管できる食材たち
パン
実は、パンを購入したくて頻繁にスーパーへ行っている人は少なくありません。しかし、冷凍保管することができれば、頻繁にスーパーに行かなくて済みますよね。
パンを冷凍庫で保管する方法は、一つ一つずつラップに包みチャック付きのポリ袋などに入れて冷凍庫に入れるだけです。
フルーツや生クリームなどが入っているパンは、味が変化してしまう可能性があるため、冷凍庫での保管はおすすめできません。
食パンやマフィンなど、トーストして食べるパンが冷凍庫で保管できます。
冷凍庫で保管すれば、1カ月近く賞味期限を長くすることができるので、ストックとしてまとめ買いすることも可能になります。
野菜
野菜は日持ちが短く、食べるタイミングを逃してしまうとどんどん鮮度が失われてしまう食材です。
しかし、冷凍庫で保管しておけば、使いたいときにサッと使えてストック食材として活用することができます。
ポイントは、どんな料理に使うのかを想定してあらかじめカットして冷凍しておくことです。
にんじんならみじん切り、千切り、いちょう切りなどを用意し、それぞれをチャック付きポリ袋などに入れて保管しておくと便利です。
小松菜、ほうれん草などは、一度下ゆでしてから冷凍しておくこともおすすめです。
私の場合、スーパーで買ってきた食材は必ず色々な形にカットしてから冷凍庫で保管しています。
キャベツや白菜なども味噌汁や炒め物に使うことが多いので、一口サイズにカットして冷凍しています。
冷凍庫で保管した野菜は、あらかじめ解凍しなくても使いたいときに手でサッとほぐすことができるので、使いたい量だけ取り出すことができます。
キノコ
えりんぎやしめじ、えのきといったキノコ類も冷凍庫で保管することが可能です。
石づきをカットし、できるだけバラバラになるようにチャック付きポリ袋に入れれば、使いたいときにサッと欲しい量だけ取り出すことができます。
キノコは冷凍してから調理したほうが栄養価が高まるとも言われています。
味噌汁に入れたり、炒め物に使用したりと、色々な使い方ができる便利な食材なので、冷凍庫でストックしておき、いつでも使えるようにしておきましょう。
肉類
肉類はもともと冷凍庫で保管している人も多いのではないでしょうか。
より美味しく便利に冷凍庫で保管するには、下味に漬けた状態で冷凍したり、使いたいサイズにカットしてから冷凍するのがおすすめです。
例えば、豚小間切れ肉を購入した場合、野菜炒めに使うためにそのまま切らずに冷凍する分量と、焼きそばや豚汁に入れる一口サイズにカットした分量に分けて冷凍しておけば、調理の際にお肉をカットする手間を省くことができます。
チーズ
加熱して使用するチーズは冷凍庫で保管しておくと便利です。
使用するときは、冷凍している状態のまま加熱するだけで使えます。ピザトーストやチーズオムレツなどに使用することが可能です。
冷凍庫で保管するときのポイントは、1回分ずつに小分けしてラップで包み冷凍することです。
大袋に入れて冷凍庫で保管する場合は、平たくしておくことがポイントです。使うときにパキッと割って使用することができますよ。
卵
意外と知られていないのが卵を冷凍庫で保管する方法です。
ポイントは、薄焼き卵や炒り卵にしてから冷凍することです。
お弁当などにもサッと使えたり、あると便利な冷凍庫で保管できる食材の一つです。
豆腐
水分量の多い豆腐を冷凍庫で保管する際は、水分と一緒に冷凍してしまうことがポイントです。
使う際には解凍し、煮物などに使用するのがおすすめです。
冷や奴など生で食べる際には不向きなので、生で食べる際は冷凍せずに食べると良いでしょう。
買いだめした食材を冷凍庫で保管するときのポイント
あらかじめカットしておく
肉類、野菜類、キノコ類を冷凍庫で保管する場合は、調理するときに使用するサイズにカットしておくのがおすすめです。
調理する際にカットする手間が省けるだけでなく、栄養価を高めることができる食材もあるので、時短調理や栄養バランスを整えたい人におすすめです。
カットした形ごとに保管しておくと冷凍庫の中でも欲しい食材を探しやすいです。
千切り、スライス、みじん切りなど、それぞれを別々の袋に入れて保管しましょう。
下味に漬けておく
肉や魚を冷凍庫で保管する際は、メニューに併せた下味に漬けておくと味が染み込み、より美味しく仕上がります。
照り焼きやみそ漬けなど下味が必要なメニューの場合は、あらかじめ漬けておくことで漬け置き時間が長くなり、味が染みこみやすくなります。
調理する際は、冷凍したまま調理することが可能なメニューもあります。忙しい調理の手間を大きく省くことができる点が魅力です。
買いだめした食材を冷凍庫で保管する際にあると便利なグッズ
チャック付きポリ袋
カットした食材や下味に漬けておきたい食材を入れるのに便利なのがチャック付きポリ袋です。
液だれの心配もなく保管することができます。また、袋に直接油性ペンなどで何が入っているのかを書いておけば、冷凍庫の中で食材を探す際にも便利です。
平たくした状態で冷凍し、しっかりと固まったら立てて収納することもできるので、冷凍庫の中をスッキリとさせることもできます。
カットした食材を入れていたチャック付きポリ袋は、洗ってしっかりと乾燥させれば繰り返し使用することも可能です。
色々なサイズのチャック付きポリ袋を用意しておくと便利でしょう。
薄型保存容器
カットしたフルーツなどを冷凍庫で保管する際に便利なのが薄型保存容器です。
水気の多い食材を冷凍庫で保管する場合、薄く平らにして冷凍することが、あとあと使いやすくするポイントです。
薄型保存容器なら、食材から出てくる水分が漏れてしまう心配もなく保管することができます。
また、チャック付きポリ袋と同様に、立てて保管することができるので、冷凍庫の中で欲しい食材を簡単に探すことができるでしょう。
細長いトレー
余ったご飯やロールパンなどを1回分ずつラップで包んで冷凍庫で保管する際にあると便利なのが、100円ショップなどでも売られている細長いトレーです。
新しく冷凍庫で保管するものを奥に奥に入れるようにすれば、手前から使っていくことができ、古いものから順に調理に使用することができます。
冷凍庫であまりに長期間保管しておくと、冷凍焼けを起こしてしまう可能性があるため、古いものから使っていけるように保管できれば、食材を無駄なく使い切ることも可能です。
買いだめした食材は冷凍庫で保管しよう:まとめ
買い物での節約をしたい方、食材を無駄なく使い切りたい方は、買いだめした食材を冷凍庫で保管してみましょう。
あらかじめ献立を決めて買い物に行けば、どの食材を買いだめしておけば良いのかも一目瞭然です。
冷凍庫では、探しやすいようにゾーンを分けて保管することもポイントです。
買いだめした食材の鮮度が落ちてしまう前に、冷凍庫で保管し、食材を使い切れるようにしましょう。
食材を買いだめしても、使い切る前に傷んでしまうのよね~。