みなさん「糖尿病」ってご存知ですか。



親戚のおじさんが糖尿病みたい。最初は薬で治療していたけど、今は定期的にインスリンの注射を打っているわ。食事にもすごく気をつかってる。



糖尿病って悪化すると、失明とか足を切断する人もいるんでしょ。人工透析とかも大変そうだし。
「糖尿病」は恐ろしい病気、そんなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
予防としては食生活の改善を勧められますが、それにはカロリー計算が必要です。
僕は管理栄養士をしていた経験からカロリー計算は得意ですが、普通の人にはハードルが高いのも事実。
そんな時に活用してほしいのが「宅配弁当」です。
しかも、あの「タニタ」が糖尿病食に適した宅配をしているのをご存知ですか。
今回はタニタの糖尿病食の宅配についてご紹介します。
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1 糖尿病と血糖値とは?



「糖尿病」とは「血糖の数値(血液の中に含まれるブドウ糖)」が長時間にわたり、高い状態が続く病気です。
「血糖値を下げる」というサプリのコマーシャル、よく見ますよね。
どんな病気もいきなりなるわけではありません。
毎日食事やお菓子・お酒をたっぷりと摂り、運動不足とストレスで喫煙。
そんな生活が少しづつ積み重なって、「糖尿病」となって返ってくるのです。
「糖尿病」と「血糖値」にはどんな関係があるのでしょうか。



1.血液の中に糖が入ると、インスリンの働きによってたくさんの組織に取り込まれる
2.この時たくさんの糖を摂ると、その分インスリンも多く分泌される
3.インスリンには脂肪を溜め、分解を抑える作用があるので、組織の中に脂肪が蓄積する
4.インスリンの量が少ない・遅い・作用の低下から、血液の中の糖が下がらない
5.食後に時間が経っても血糖値が下がらない状態が慢性的に続くと「糖尿病」
6.そうならないために、食後に血糖値が急上昇しないような食事が大切
このように、糖尿病を悪化させる前に自分で予防できることが、運動や睡眠・食事などの生活習慣の見直しです。
特に食事は必ず食べるものなので、食生活の改善は糖尿病予防に欠かせないものになります。



糖尿病には、免疫異常による「1型糖尿病」、生活習慣の乱れからくる「2型糖尿病」妊娠をきっかけに発症する「妊娠糖尿病」があります。
「2型糖尿病」と「妊娠糖尿病」については、生活改善によってある程度予防できます。



「糖尿病」に気をつけるためには、毎食「血糖値」を急激に上げないことがポイントなのね。
カロリーを摂りすぎないようにすることが、大切なのかしら。
2 一日の摂取カロリーとは?



「食生活の改善」とはいっても、具体的にはどうしたら良いかわかりませんよね。
糖尿病の食生活では「活動するのに必要なカロリーの食事を、バランス良く摂ること」が重要です。
食事の取りすぎに気をつけ、栄養のバランスを整えることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができるのです。
摂取カロリー(kcal)=標準体重([身長(m)×身長(m)]×22)×身体活動量
例 身長160cmの人の場合
標準体重は 1.6×1.6×22=56.32kg
・身体活動量
25~30 | 軽い(デスクワークが多い、事務など) |
30~35 | 普通(立ち仕事が多い、営業など) |
35~ | 重い(力仕事が多い、建設業など) |
例 身長160cm(標準体重56.32kg)でデスクワークが多いパターン
56.32×25~30=1408~1689kcal



つまり、身長が160cm仕事がデスクワーク中心の方は、朝昼夜の食事で1408~1689kcal以内なら糖尿病の予防になるということです。
一回の食事の平均カロリーが、500kcal前後ならOK。



ちなみに、ご飯(普通盛り 140g)で235kcal・ビーフカレー 954kcal・ハンバーグ 437kcal・かつ丼 893kcal・サバのみそ煮定食 687kcal など。
普段何気なく食べているメニューも、意外とカロリーありますね。
3 タニタの宅配「からだ倶楽部」



糖尿病の食事制限のためには、カロリーの計算が重要であることがわかりました。
でも正直いって、毎食カロリーを計算しながら食事するのは大変ですよね。
誰かが計算をして作ってくれれば良いですが、慣れてない人がやると一苦労。
そんな時は「宅配のお弁当」を利用してみるのをおすすめします。
特に「糖尿病食」を専門としている会社はたくさんあります。
あの「タニタ」が監修し、お食事宅配のレパストとコラボレーションした、低カロリーのお弁当「からだ倶楽部」も宅配を行っています。
「タニタ」といえば社員食堂のレシピが「おいしくて健康に良い」と評判になった会社なので、宅配弁当も期待が高まりますね。
・2食(夜・翌朝)分を1000kcal前後で提供(ヘルシーな雑穀ご飯を使用)
・2食で350g以上の野菜をたっぷりと使用(一日分の推奨摂取量350gを目安)
・1食あたり塩分3g以下で調理(薄めの味付け)
・噛みごたえのあるカット方法で調理(満足感を高める大きめ野菜)
・メニュー例
夜 | もち麦ごはん・野菜入り麻婆豆腐・水菜とくわいの甘辛炒め・ブロッコリーのアーモンド合え | 485kcal |
翌朝 | 十六穀ご飯・ほうれん草ポタージュ・トマトとエビのバジル炒め・カリフラワーのカレーマリネ・ぶどうゼリー | 508kcal |
夜と翌朝の2食分が冷蔵車で配達され、不在の場合も不在箱(貸し出し)に蓄冷剤と商品を入れておいてくれます。
通常は5日分1セットで申し込みですが、1日分のお試しとして2376円(夜・翌朝分)で利用可能。



1食1000円以上というのは、安くはない金額かもね。
でも忙しい現代人が、食事を作りカロリー計算をする手間と、料理のおいしさを考えるなら利用するメリットはあるかもなぁ。
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4 タニタ「からだ倶楽部」の口コミ



タニタの宅配については「金額が高い」という意見と、「やっぱりおいしい」という感想とがあり、利用する人の状況によっても様々でした。
タニタの宅配を含めて、自分に合うものを色々と検討してみるのも良いのかも。
まとめ



以上、タニタが監修した宅配弁当が糖尿病食として利用できることについてご紹介しました。
健康診断などで、血糖値を指摘されるとドキッとしますよね。
毎日の食生活を見直すことで糖尿病を予防できるなら、宅配を取り入れるのも良い方法ではないでしょうか。
そして食べるなら、おいしく健康的なものが理想です。
タニタの宅配を使って、それを実現してみませんか。
健康診断で血糖値が引っかかりました。「食生活を考えなきゃ糖尿病になるよ」って、怖いなぁ。