買いだめしたいけど、レシピが分からないから頻繁に買い物に行っちゃうのよね…
毎日の食事作りに頻繁に買い物に行く方も多いのではないでしょうか。
買い物に行くと、買う予定でなかった特売品など、余計なものを買ってしまうこともありますよね。
実は買い物はまとめ買いが効率的なんです。
レシピさえ考えておけば、必要なものを1週間分まとめて購入するだけで、頻繁に買い物に行く必要がなくなります。
時短や手間を省くことだけでなく、節約にもつながる買いだめについて探ってみましょう。おすすめのレシピも紹介しますよ。
目次
買いだめした食材で1週間のレシピを考える
月曜日:ひじきの豆腐ハンバーグ
栄養もボリュームも満点のひじきの豆腐ハンバーグは、1週間の始まりのメニューにぴったりです。
豆腐を混ぜたハンバーグにすることで、かさ増しできるのにヘルシーな一品に仕上がります。
新鮮な野菜を使ったサラダも添えて、バランスの良いメニューでスタートしましょう。
<用意するもの(2人分)> ・玉ねぎ 1/2個 ・乾燥ひじき 大さじ1(5g) ・豆腐 1パック(150g) ・合い挽き肉 180g ・卵 1個 ・パン粉 大さじ8 ・塩こしょうナツメグ 適量 ・サラダ油 大さじ1/2 和風あん ・片栗粉 小さじ1 ・酒、砂糖 各大さじ1 ・しょうゆ、みりん 各大さじ2 ・水 大さじ4 |
<作り方>
- ひじきはたっぷりの水で戻しておく
- 玉ねぎはみじん切りにしたらボウルに入れてふんわりとラップをかけ電子レンジ600wで2分30秒加熱
- 豆腐をクリーム状になるまで泡立て器で混ぜる
- 玉ねぎ、ひじき、合い挽き肉、卵、パン粉、塩こしょうナツメグを入れてよく混ぜる
- タネを4等分にしたら空気を抜きながら手で成形
- フライパンで両面に焼き色がつくまで焼く。焼き色が付いたらフタをして弱火で5分
- ボウルに片栗粉、酒、砂糖、しょうゆ、みりん、水を入れ片栗粉をよく溶かす
- ラップをせずに電子レンジ600wで1分加熱。取り出してよく混ぜたらさらに1分加熱
- ハンバーグをお皿に盛り、和風あんをかけたら出来上がり
火曜日:豚小間切れ肉のオイスターソース炒め
買いだめした食材は、下味を付けた状態で冷凍保存しておくのがおすすめです。日持ちが長くなる上に、使うときは包丁やまな板を使わずに調理するだけですみます。
火曜日は下味冷凍しておいたお肉を使った時短メニューにしましょう。
<用意するもの(2人分)> ・豚小間切れ肉 150g ・塩こしょう 少々 ・オイスターソース 大さじ1 ・しょうゆ 大さじ1/2 ・酒、みりん 大さじ1 ・砂糖 小さじ1 ・片栗粉 大さじ1 |
<作り方>
- 豚小間切れ肉を食べやすい大きさに切り、塩こしょうを振っておく
- オイスターソース、しょうゆ、酒、みりん、砂糖をよく混ぜ合わせておく
- ②に豚小間切れ肉を入れ、上から片栗粉を入れる
- 味をなじませるように揉み込む
- フライパンで炒めたら完成
ポイント!
作り方①~④までを週末に作っておき、冷凍保存しておきます。解凍したらフライパンで焼くだけで食卓に並べられます。
水曜日:海老カツ
1週間の真ん中は徐々に疲れも溜まってくる頃です。そんなときは、ぷりぷりの海老カツでパワーをチャージしましょう。
揚げ物が主菜の日は、サラダを多めに作るなどして栄養バランスを考えるのもおすすめです。
<用意するもの(2人分)> ・バナメイ海老 150g ・はんぺん 90g(1枚) ・片栗粉、水 各大さじ2 ・塩 ひとつまみ ・鶏ガラスープの素 小さじ2 ・しょうゆ 小さじ1 ・塩こしょう 適量 ・溶き卵、パン粉、小麦粉 適量 ・揚げ油 適量 オーロラソース ・卵 2個 ・マヨネーズ、ケチャップ 各大さじ2 ・砂糖 小さじ2 ・塩こしょう 適量 |
<作り方>
- バナメイ海老は殻をむき、背わたを取る
- 片栗粉、水、塩を入れてよく揉み込み、臭みと汚れを取る
- 流水で洗ったらキッチンペーパーで水気を拭き取り、小さく切る
- ボウルにはんぺんを入れて揉みながら潰したら鶏ガラスープの素、しょうゆ、塩こしょうを入れる
- 4等分にして成形したら小麦粉、卵、パン粉の順に付け、再度形を整える
- サラダ油できつね色になるまで揚げる
- 卵をゆで、潰しながらオーロラソースに必要な調味料を混ぜる
ポイント!
一つずつラップに包めば冷凍保存しておくことも可能です。揚げた状態なら3週間、揚げる前なら2習慣を目処に使い切りましょう。
木曜日:野菜たっぷりビーフン
ビーフンは野菜だけでも旨みを上手に引き出してあげれば食べ応えのあるメニューになります。
シーフードや肉を加えて、さらに旨みをアップさせるのもおすすめです。
ビーフンが固まってしまうという方は、ぜひこの作り方にチャレンジしてみましょう。
<用意するもの(2人分)> ・ビーフン 150g ・サラダ油(ビーフン用) 大さじ1 ・キャベツ 1/8玉 ・玉ねぎ 1/4個 ・にんじん 1/3本 ・ピーマン 1~2個 ・味の素 3~4振り ・水 150ml ・鶏ガラスープの素、しょうゆ 各小さじ2 ・オイスターソース 大さじ1 ・ごま油 小さじ2 ・塩こしょう 適量 |
<作り方>
- 鍋にたっぷりの水を入れ、サラダ油を加えて沸騰させる
- 沸騰した水にビーフンを半分に折って入れ4分加熱
- キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切り、にんじん・ピーマンは細切りにする
- ビーフンが茹で上がったら水気をしっかりと切りサラダ油を回しかけておく
- フライパンでにんじん、玉ねぎ、キャベツ、ピーマンの順で炒める
- ビーフンと水、鶏ガラスープの素、しょうゆ、オイスターソースを加え汁気がなくなるまで炒める
- 汁気がなくなったらごま油を回しかけ、塩こしょうで味を整えたら完成
ポイント!
茹で上がったビーフンにサラダ油を回しかけておくことで固まってしまうのを防ぐことができます。味の素を加えることで野菜だけでも旨みたっぷりのビーフンに仕上げることが可能です。
金曜日:ツナじゃが
1週間の最後の日、疲れもピークになっている金曜日は、電子レンジでチンするだけで済む簡単メニューにしましょう。
電子レンジでチンしただけとは思えない、味の染みた煮物を作ることができます。
<用意するもの(2人分)> ・じゃがいも 2個 ・にんじん 小さめ1本 ・玉ねぎ 1/2個 ・ツナ缶 1缶 ・しょうゆ 大さじ2 ・酒、みりん、砂糖 各大さじ1 |
<作り方>
- じゃがいも、にんじんは皮をむき食べやすい大きさに切る
- 玉ねぎはくし切りにする
- 耐熱容器に具材を全て入れ、しょうゆ、酒、みりん、砂糖を入れる
- ③の上からツナ缶を油ごと入れる
- ふんわりとラップをしたら電子レンジ600wで10分加熱
- 加熱後は全体をよく混ぜそのまま冷ます
ポイント!
ツナは缶の油ごと入れるので手が汚れません。じゃがいも、にんじんは中まで火を通すために小さめにカットするのがおすすめです。密閉容器に入れれば冷蔵で4日ほど保存することも可能です。
土曜日:高野豆腐で親子丼もどき
鶏肉の代わりに高野豆腐を使った親子丼もどきです。カロリーを抑えたヘルシーレシピになるだけでなく、節約にもつながるレシピです。
高野豆腐が煮汁をしっかりと染みこんでくれるので、つゆだくな親子丼が作れます。
<用意するもの(2人分)> ・高野豆腐 4個 ・玉ねぎ 1/2個 ・溶き卵 3個分 親子丼のつゆ ・水 600ml ・しょうゆ 大さじ3 ・砂糖 大さじ2 ・酒、みりん 各大さじ1 ・ほんだし 小さじ2 |
<作り方>
- 高野豆腐は水で戻したあと、しっかりと水気をきっておく
- 水気をきった高野豆腐は手でちぎり、玉ねぎはくし形に切る
- フライパンに高野豆腐、玉ねぎ、親子丼のつゆを入れ沸騰後、10分間煮る
- 溶き卵を回し入れたら軽く混ぜる
- ご飯の上に盛ったら完成
ポイント!
高野豆腐は味をしっかりと染みこませるために、手でちぎる方法がおすすめです。食べたときにじゅわっとつゆが溢れ出てくるように仕上げましょう。
日曜日:サバ缶ときのこのトマトパスタ
缶詰の中でもレシピのレパートリーが多く、色々な人が活用しているのがサバ缶です。トマトパスタと合わせるだけで、旨みたっぷりのメニューに仕上がります。
<用意するもの(2人分)> ・パスタ 200g ・サバ缶 1缶 ・きのこ 60~80g トマトソース ・オリーブオイル 大さじ1 ・にんにく 小さじ1 ・トマト缶 1缶 ・しょうゆ 小さじ2 ・砂糖 大さじ1/2 ・塩 小さじ1 ・塩こしょう 適量 |
<作り方>
- 鍋にたっぷりの水を用意し、塩をひとつまみ入れたらパスタを茹でる
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りがしてきたらきのこを炒める
- きのこが柔らかくなったらサバ缶を汁ごと加える
- トマトソースの材料を加え弱火で煮る
- 茹で上がったパスタを皿に盛り、トマトソースをかけて出来上がり
ポイント!
サバ缶の汁も加えると、旨みがアップし美味しいパスタに仕上がります。小骨などが気になる場合は加える前に取り除いておきましょう。
買いだめしてレシピを考えるメリットとは?
食材を無駄にしない
1週間の献立を考えてから買い物に行くようにすると、買ったものをきちんと使い切ることができ、食品ロスを減らすことができます。
1週間のうちに何度も買い物に出かけると、目的の物以外に特売品などを見かけてついつい買ってしまったことがありませんか。
それが無駄買いになってしまうのです。1週間の献立を決めておけば、必要なものだけを買うことができる上、必ず使うメニューが登場するので、買ったけど傷んでしまったといったことになりません。
1週間の献立を考えてから買い物に行くので、一つのメニューに使用する食材があらかじめ分かっており、多く買いすぎてしまうことがありません。
例えば、大根を1本購入する予定を立てたなら、1本を1週間で使い切るように、味噌汁の具材にしたり、煮物メニューを加えたりすることができます。
冷蔵庫の中身を見ながら献立を考えることもできるので、冷蔵庫の中で余ってる食材を使い切ることも可能です。
毎日の献立に悩まない
買いだめするために、あらかじめ献立を考えてしまうため、毎日献立を考える必要がなくなります。
毎日献立を考えるのが面倒だと感じていた方にはとてもおすすめの方法です。
同じメニューが重ならないように考えて用意することができる点も魅力です。
新しいメニューに挑戦する献立を加えたら、レシピもすぐに見られるように準備しておくのがおすすめです。
パスタやうどんなどに代表される乾麺も揃えておきたい食材です。
まとめ
無駄買いや食品ロスを減らすためにも、買いだめするスタイルに変えてみませんか。
買いだめする際は、1週間分のレシピを考えておくのがおすすめです。効率良く買い物することができ、食材を使い切ることもできるので、節約にも繋がりますよ。
買いだめが良いとは聞くけど、どう良いのかイマイチ良く分からないのよね~。