それは心配ですね。配食サービスを利用してみてはいかがですか?
配食サービス?なんだいそれは?
配食サービスとは最近注目されているサービスです。どんなものなのか一緒に見ていきましょう。
皆さんは「配食サービス」という言葉を聞いたことがありますか?
コロナ禍となり、人との接触に気を使わなくてはいけなくなってしまった時代に注目を集めるサービスの一つです。
自宅にいながら食事を配達してもらえるので、買い物などに行った際の人の接触を減らすことができます。
多くの人が利用する配食サービスですが、中には「若い人が利用するもの」だと思っている人も多いのではないでしょうか。
若い人が利用しているイメージが多い配食サービスですが、実は高齢者向けの配食サービスも増えてきているんです。
超高齢化と言われる今の時代に高齢者の助けになる高齢者向け配食サービスとはなにかをご紹介します。
目次
高齢者向け配食サービスとは?
高齢者向け配食サービスってなんなんだい?
この言葉を初めて聞いた方も多いのではないのでしょうか。
高齢者向け配食サービスとは、文字通り自宅に食事を届けてくれるサービスです。
高齢者の方の中には持病などの影響で糖質や塩分などを制限した食事をしないといけない方が多くいらっしゃいます。
そんな方々のために栄養バランスを考えた食事を届けくれたりするのが高齢者向け配食サービスです。
配食サービスのメリットは?
そんなサービスがあるんだね。具体的にはどんなメリットがあるんだい?
では具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。いくつかご紹介いたします。
栄養バランスのとれた食事が摂れる
自分の健康状態には気を使わないといけませんよね。
好きなものばかり食べたりしていると栄養バランスの乱れやカロリーの取りすぎなどで、病気のリスクが高くなってしまいます。
また、持病のある方などは塩分や糖分、カロリーを調整した食事をとっている方も多いのではないでしょうか。
ですが、自分で塩分やカロリーなどを調整して食事を作るのはものすごく大変です。
そんな時配食サービスを利用すれば、しっかり栄養バランスがとれた、利用する方の体の状態に合わせた食事を配達してくれるので、安心して食事をすることができます。
買い物に行く負担を減らすことができる
歳を重ねるにつれてだんだんと足腰が悪くなったり、体の自由が効かなくなったりして買い物に行くなどの外出が億劫になりますよね。
宇都宮市もだんだんと高齢者が生活しやすくなってきてはいますが、まだまだ外出の際には車が必須の地域も多いです。
ですが最近の社会情勢を見ると、高齢者の事故が増えてきてしまっている影響で、早めの免許返納が推奨されています。
運転できるうちはまだ良いですが、運転できなくなってしまった時には買い物に行き、重い荷物を持って帰ってくるのはかなり負担になりますよね。
配食サービスを利用すれば、自分で食事を作る頻度を減らすことができるので、買い物に行く頻度も減らすことができます。
安否確認をすることができる
個人的にはこれが大きなメリットだと思います。
今の時代、昔のように子供が親と一緒に住むような時代ではなく、結婚したら家を出て別に家庭を持つことが多くなっていますよね。
そうなると必然的に高齢者のみの世帯や、高齢者のひとり暮らしの世帯が増えてきています。
特にひとり暮らしの世帯になると、もし万が一急な病気や怪我があった場合になかなか気づいてもらえないケースが多いです。
悲しいことに高齢者の孤独死も年々増えているのが現状です。
配食サービスは決まった時間に配達員が直接届けにきてくれます。
「インターホンを押しても出て来ない」など小さな変化にも気づいてくれるので、悲しい事故を減らすことができます。
配食サービスのデメリットは?
なるほど。高齢者のためになるサービスが多いんだね。
逆にデメリットはないのかい?
では逆に配食サービスを利用するにあたってどこを注意すれば良いのかご紹介します。
コストがかかる
配食サービスを利用するにあたって、どうしてもコストがかかってしまいます。
どの配食業者やコースを利用するかによって異なりますが、だいたい1食当たり400〜800円かかります。
仮に1日2食、週5日利用したとして1ヶ月に16,000〜32,000円の出費です。
年金だけの収入では大変な方も多いと思いますので、利用者の予算に合わせて利用頻度やコースを工夫する必要があります。
咀嚼力などに不安のある方は注意が必要
配食サービスの利用を検討している方の中には咀嚼力(噛む力)や嚥下力(飲み込む力)に不安のある方も多いです。
そういった方はサービスを選ぶ際に注意が必要になります。
配食サービスの中には食材の切り方や、調理方法(ムース食やおかゆ食)が選べる場合と選べない場合がある為です。
せっかくサービスを利用しても、いざお弁当が届いたら「食べられるものが無かった」とならないように注意しましょう。
より利用者に合わせた介護者向け配食サービスも
咀嚼力などに不安がある方でも安心して利用できる「介護者向け配食サービス」と呼ばれるものもあります。
高齢者向けの配食サービスに比べより細かく調理方法を選べたりできるサービスなので多くの方が安心して利用できるメリットがあります。
サービスを選ぶ際に注意するべきポイントやおすすめのサービス業者なども紹介していますので、ぜひ読んでみて下さい。
宇都宮市の食の自立支援事業
宇都宮市は行政で行なっている「食の自立支援事業」があります。
いくつかのサービス業者と提携して、栄養改善が必要な方に向けて配食サービスを行っています。
65歳以上のみの世帯や単身世帯が対象になっていて、他にも条件がありますので、気になる方は一度サイトを確認してみて下さい。
食の自立支援事業URL https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/koureisha/service/1004321.html
宇都宮市と提携しているサービス業者
利用を検討したいけど、いろいろな業者があってどこを選べばいいか分からないなぁ。
宇都宮市には高齢者向けの配食サービス業者がたくさんあります。
その中でどこのサービスを選べばいいか分からない方に向けて、今回は宇都宮市と提携しているサービス業者をご紹介します。
配食のふれ愛
配食のふれ愛ではこだわり抜かれた原材料で、味付けや栄養バランスなどに配慮した食事をすることができます。
利用者の状態に合わせて「カロリー調整食」や「たんぱく調整食」、「ムース食」など様々なコースを選ぶことができます。
「ムース食」のサービスがない業者が多い印象なので、咀嚼力に不安のある方も安心して利用することができます。
さらに食材の切り方も選ぶことができるのは大きなポイントです。
大笑い弁当
大笑い弁当では栄養バランスのとれた日替わり献立を1食から注文することができます。
食事制限やカロリー制限のある方向けの食事や、咀嚼力、嚥下力に不安のある方に合わせた食事が用意されています。
たくさんのメニューがあるので、様々な利用者に合わせて幅広く対応することができます。
さらには独自のサービスとして配達の際に「笑い」を届けてくれたり、お弁当の配達と一緒に洗剤などの日用品を届けてくれます。
ひとり暮らしの方などは日中会話をする機会が減ってしまいますよね。
そんな中利用者を笑顔にしてくれる様なサービスがあるのは個人的にすごくいいと思います。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は高齢者向け配食サービスとはなにか?から宇都宮市で連携している配食サービス業者をご紹介しました。
市と連携している配食サービス業者があるのは利用者からするととても安心できると思いました。
こういったサービスを賢く利用することで高齢者の方の負担を少しでも減らし、安心して暮らすことができますね。
ひとり暮らしの方や、遠方に高齢のご家族がいる方などはぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
妻が入院することになった。今まで自分でご飯を作ったことがないし、どうしよう。