東京から2時間で行ける伊豆諸島最大の島にして、都心に一番近い伊豆大島。
過去に何度も噴火した歴史がある火山島で、島内の至るところに火山由来の風景が広がっています。
三原山が噴火した際に流れ出た溶岩が砕けてできた、溶岩礫の黒い砂漠、裏砂漠。
晴れた日に行けば、遮るもののない広大な砂漠の向こうに海が広がっていて、とても不思議な光景に感じられます。
また、夜は星観察の絶好のスポットでもあります。
国土地理院の地理院地図に正式に「砂漠」と表記されているのは、ここ伊豆大島の裏砂漠のみ。
よって、日本で唯一の砂漠と言ってもいいでしょう。
そして、島の南側に位置する波浮港は、かつて火口湖でした。
江戸時代の大津波で海と繋がり、その後さらに人の手で崖を切り崩して現在の港になりました。
良質な風待ちの港として栄え、港町も繁栄しました。
明治期の総なまこ造りの旧甚の丸邸や当時では珍しい木造三階建ての港屋旅館などのノスタルジックな街並み。
これらの、現在に残された歴史的建造物が資料館として見ることができます。
大島町の火山島の恵みは多岐に渡っており、海の幸はもちろん、酪農も行われているので乳製品も楽しめます。
椿の島としても知られており、椿油を使った様々な製品を買うことができます。
あー椿油ね、友達からお土産に頂いたことがあった。
酪農が行われているのは、知らなかったわ。海鮮が美味しいイメージだもの。
みんなで伊豆大島に、一緒に行ける日が早く来るといいね!
ちょっと気が早いけど、どんな美味しいものがあるか調べてみようか。
とりあえず実現できそうなテイクアウトから調べることにしましょう。
四季の味 まんたて
大きな山小屋風の素敵な建物です。
店内は土禁で、スリッパに履き替えてからの入店になります。
天井が高く開放的で木のぬくもりを感じつつ明るい雰囲気の店内です
お料理の値段はやや高く感じますが、実際のお皿が出てくると納得。
ボリューム十分で食べ応えがあり、味もとっても美味しいですよ。
島の特産の明日葉(あしたば)の天ぷらも楽しめます。
なんと万立浜産の新鮮なウツボが料理に!
ウツボのカクテル仕立て 875円。
伊豆大島の特産「あしたば」は、「今日摘んでも明日にはもう芽がでてくる」と言われるほどの生命力の強さが由来です。
所在地 | 大島町元町字野地 631-1 |
電話 | 04992-2-0007 |
営業時間 | ランチ11:00 ~ 13:30 夜17:30 ~ 20:00 |
定休日 | 火曜日ほか(お電話、Facebook等にて確認後、ご来店ください。) |
ホームページ | https://ja-jp.facebook.com/hidetsugu.masuyama |
寿し光
僕は、「くさや」が大好き!「くさや」は伊豆諸島だけで作っているんだって。
独特な香りと旨みは好きな人にとってはクセになる美味しさだよね。
「くさやピザ」はアンチョビの代わりに「くさや」を使ったピザなんだって。
マグロのトロのようなクセのない旨みを含んだ脂が美味しいサビを使用したお寿司です。
ゴジラ寿司 1,000円
サビの標準和名は「クロシビカマス」といいますが、 全国的にも「スミヤキ」と呼ばれたり、「エンザラ」と呼ばれたり、実に様々。
伊豆大島でもサビが訛って“シャビ”と呼ばれたり、南部地区では“ナワキリ”と呼ばれたり、“タチ”と呼ぶ地域もあります。
見た目が黒く、口が大きく丈夫で歯が針状で鋭く、 まさに伊豆大島のゴジラの様な魚です。
大島観光協会 〈伊豆大島ナビ〉より引用
住所 | 東京都大島町元町1-4-7 |
電話番号 | 04992-2-0888 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | ランチ 11:00〜14:00 ディナー 17:00〜22:00 |
ホームページ | http://oshima-bussan.co.jp/sushikou/ |
ピザよし
大島初の薪窯で焼く本格ナポリピッツァのお店です。
ナスのマルゲリータが最高でした。特にトマトソースが絶品!
チョコ、リコッタチーズ、椿油をピザ生地に閉じこめました。
ドルチェピッツァ 650円
ほのかに香る椿油の香りを楽しめます。
お持ち帰りで島の自然も一緒に味わってみるのもお勧めです。
(お持ち帰りは、事前にご予約ください)
住所 | 大島町元町風待 31-279 |
電話番号 | 04992-7-5575 |
営業時間 | 11:30 ~ 13:30/18:00 ~ 21:30 |
定休日 | 水曜日、第三火曜日 |
ホームページ | https://m.facebook.com/kazuyonopizza/ |
らぁ麵 よりみち
島海苔らぁ麺のスープが絶品!久しぶりに完飲しました。
餃子も一度は食べて頂きたい一品ですね。
ガラスープの旨味の後から、辛さがズンズンと追いかけてきます。
旨辛ゴジらーめん ¥950
(辛さは辛さは調節できます。)
「激辛モード」はあの怪獣の様に、ギャオーと口から火が出るかもしれませんよ!
住所 | 東京都大島町波浮港17番地 |
電話番号 | 04992-4-1600 |
営業時間 | 昼11:00〜13:30 夜17:00〜19:30 (スープ売り切れ次第閉店) |
定休日 | 木曜日 その他不定休があり。事前にお電話でお気軽にお問い合わせください。 |
ホームページ | https://peraichi.com/landing_pages/view/ramen-yorimichi/ |
大関寿司
大体みなさんセットで頼んでるみたいです!
なんといっても新鮮な地魚を食べれるのは至福のひと時でした。
セットについてくるお吸い物もこれまた美味しかったー。
甘ダレに島とうがらしをほんのり効かせたピリッと辛い甘辛寿司です。
べっこう寿司(9貫)1,950円
島とんがらし醤油につけた魚が、つややかなべっこう色になるためそう呼ばれています。
大島ではわさびの代わりに、普通のとうがらしよりも太くて短く、辛みも強い島とんがらしを刻んでお醤油と刺身につけて食べます。
風味・旨味・辛みが強く伊豆大島ならではの味です。
住所 | 東京都大島町差木地字クダッチ |
電話番号 | 04992-4-0372 |
営業時間 | 昼 11:00-14:00 夜 16:00-21:00 |
定休日 | 月曜日 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
ホームページ | なし |
まとめ
都内から気軽に行けて、週末の二日間だけでも十分に火山の島ならではの風土と食を満喫できる伊豆大島。
自然のアクティビティ以外にも、歴史的観光資源にも恵まれた土地だと知ることが出来ました。
伊豆大島ならではの食材や食文化の発見もあり、ますます行ってみたくなりました。
さぁ、週末のジェットホイルの予約でもしましょうかね!
伊豆大島といえば、くさやだよ。
お酒が進むからお土産には必ずお願いしたい一品だね。