安中市で利用できる高齢者向けのやさしい配食サービスをご紹介

コロナ渦で遠方のご家族となかなか会えないこのご時世。

特に高齢者の方だけで暮らされていると、どのように暮らしているか心配になりますよね。

「お父さんはちゃんと食事は食べているのかしら。」

「母さん病気になっていないかなぁ。」

「お年寄りの一人暮らしで火事になったってニュースを見た。おばあちゃんは大丈夫かな…。」

そのようなご家族の心配に一役買ってくれるサービスがあります。

それが高齢者向け配食サービスです。

どのようなサービスなのでしょうか?

どのような人が利用出来るのでしょうか?

今回は群馬県安中市にお住まいの高齢者の方が利用できる配食サービスについてご紹介したいと思います。

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高齢者向け配食サービスとは

高齢者向けの配食サービスとはどのようなサービスでしょうか?

病気や加齢により自分で食事の用意をすることが難しい高齢者のご自宅に栄養バランスの取れた食事を届けてくれるサービスです。配食支援事業とも言います。

利用するメリット

配食サービスを利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

買い物に行かなくても良い　

スーパーまで距離がある、車を持っていない方は重い買い物袋をもって長距離歩かなければいけません。

また、雨や雪の日はなるべく外に出たくありませんよね。

そんな方にとって一食分が配達されてくる配食サービスはとても助かります。

調理をする手間が省ける

肉じゃがを作るのに、材料を切って、炒めて、アクをとって…。

配食サービスを利用すればそんな労力もかかりません。

自宅でテレビを観ているうちに食事が配達されてくるのです。

栄養バランスを考えられた食事を食べることが出来る

最近野菜が摂れていないな…。と感じている高齢者も多いのではないでしょうか?

配食サービスならお肉、魚、野菜をバランス良く食べることが出来ます。

品数も多いのも魅力です。

安否確認をしてくれる

離れて暮らすご家族は　火の消し忘れが無いだろうか?

持病で倒れていないだろうか?と心配されている方もいらっしゃるかと思います。

配食サービスは高齢者のご自宅に直接伺い手渡しで食事を配達してくれるのでご本人が元気にされているかどうか確認してもらえます。

孤独死対策としても注目されています。

安中市で利用できる配食サービス

安中市でも配食サービス（配食支援事業）を行っており、委託している配食サービスの業者を利用することで料金の一部を負担してくれます。

対象となるのは以下の方々です。

・65歳以上の一人暮らしの高齢者

・65歳以上の高齢者だけの世帯

・同居している高齢者以外の家族が日中家におらず高齢者だけになっている世帯

一部負担後の自己負担額は以下の通りです.

普通食　1食あたり300円
（健康に配慮し食事をとりたい人向けです。）

特別食　１食あたり450円
（栄養価の調整が必要な人向けです。
　カロリー食、低たんぱく食、やわらか食、透析食、消化にやさしい食、ムース食の6種類から1つを選択できます。）　
引用：安中市HP　https://www.city.annaka.lg.jp/kaigo_iryou_fukushi/zaitaku/13.html

安中市が委託している配食サービス業者

安中市市役所に問い合わせたところ、委託している配食サービスの業者は現在宅配クック123の1件のみとのことです。（安中市のホームページには掲載されていませんので、詳細は市役所まで問い合わせてみてください。）

安中市HP　https://www.city.annaka.lg.jp/kaigo_iryou_fukushi/zaitaku/13.html

宅配クック123とは

画像引用元：https://takuhaicook123.jp/

「私たちはお客様の向こう三軒両隣のちょっとお節介なお弁当屋さんです」

公式ホームページを開くと、このような言葉が目に飛び込んできます。

宅配クック123公式HP　https://takuhaicook123.jp/

お節介と聞くと「えー?あんまりしつこくされるのは苦手だなぁ。」

と感じる方もいらっしゃいますよね。

安心してください。宅配クック123のお節介はお客様思うやさしいものになっています。

ただ食事を届けるだけのサービスではないことが分かると思います。

配食サービスのメリットとして挙げた「安否確認」に独自の特徴があるんです。

では、そのおせっかいについて見ていきましょう。

３つのお節介

直接手渡しが基本

ただ食事を宅配するのではなく「今日もお客様に会いに行こう」という意識で配達しているので

会えなければ心配し、チャイムを鳴らしても出てこない時は出てくるまで待っていてくれます。

それでも出てこない時は玄関先から自宅に電話をかけてくれるそうです。ケアマネージャーや家族にも電話してくれ、もし何かあったら心強いですね。

認知症の方への配慮

「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしたい」という方の願いを叶える為に認知症サポーター養成講座を修了したスタッフが対応してくれます。

年齢とともに記憶力が低下してきて一人暮らしに不安を抱えている方もいらっしゃるかも知れません。

特に一人暮らしの方は会話する相手がおらずマイナス思考になることもあります。

配達してくれるスタッフが優しくその不安を理解してくれる人だったらどうでしょうか。お話することで不安が和らいでいくかも知れませんね。

「昔話」「自慢話」を聞かせてください

画像引用元：https://takuhaicook123.jp/idea/ossekai/

ミッケルアートという昔懐かしい絵が描かれているうちわをプレゼントしてお客様とその絵を見ながら思い出話をお話ししてもらうと言う取り組みをしています。

昔の楽しかった思い出話をすることで認知症の予防になるそうです。

夏場はうちわとしても使えるし、良いですね。

利用者の声

宅配クック123のお節介について利用者の方はどのように感じているのでしょうか

実際利用されている方の感想を見てみましょう。

毎日、配食の方が来てくださる時間が楽しみです。

ひとり暮らしをするようになってから、毎日の買い物や食事の支度が辛くなり困っていました。
ポストに入っていた「宅配クック１２３」のチラシを見て、利用するようになりました。
毎日、決まった時間にお弁当を届けてくれるだけでなく、配達の方が「今日は顔色がいいですね」などと言葉かけをしてくれるので、配達の時間が待ち遠しくなりました。お弁当は美味しいし、配達の方は優しいし、知り合いに「宅配クック１２３をお願いしたら？」と勧めています。

引用：　公式ホームページよりhttps://takuhaicook123.jp/voice/

３つのお節介、いかがでしたか?

最初は戸惑うこともあるかも知れませんが「誰かが心配してくれる」「気にかけてくれている」

というのは、単調になりがちな高齢者の生活にはありがたいサービスですよね。