羽生市は、関東地方のほぼ中央で、埼玉県の北東部に位置し、北部は利根川を隔てて群馬県にの隣接しています。
利根川沿いの羽生のまちは、水利がよく土地も肥え、早くから農耕文化が栄えたところです。
古い塚や古墳、出土した埴輪はそのことを証明してくれます。このため羽生の地名は埴輪から転化したものだといわれています。
埼玉県羽生市の地名の由来は、「埴輪」からきています。
「はにゅう」の「ハニ」(埴)は、粘土・赤土を指し、それがたくさん「ウ」(生)まれるということから付いた地名です。
すなわち、この地域は「埴輪の産地」という意味で、実際に市内では土器や埴輪が多く発見されています。
クニの部屋 -北武蔵の風土記-より引用
かつて、羽生のまちは、水田中に無数に散在する自然堤防の土壌が、綿栽培や藍作に適していたことから、綿栽培が盛んとなりました。
青縞が織られ、明治時代には紺屋が300軒余りありました。
その後、木綿を原料とする足袋の生産がはじまり、「衣料のまち」として羽生市の礎を築くことになります。
そして、羽生市は日本でただ一つの食虫植物である、ムジナモの自生地です。
ムジナモは全国各地で見られていましたが、水質汚染などで次第に姿を消していきました。
今では自生地として確認されているのは、羽生水郷公園内にある宝蔵寺沼だけになりました。
宝蔵寺沼は川の流路変更によって生じた低湿地帯で、江戸時代からの新田開発の結果できた堀割が残り、現在日本で唯一のムジナモの自生地となっています。
羽生市役所HP 食虫植物『ムジナモ』を大切に育てているまちより引用
へぇ~、面白そうだね。
公園があるならお弁当でも食べたいね。
そうだ!どっか美味しいお店を探して、テイクアウトして公園で食べようよ。
華楽
地元を代表するラーメン店。
ファンの年齢層が広く、土日には親子3代で食事する姿をよく見かけます。
お店の方の人柄の良さからの人気店。
羽生グルメにはずせません。
王様のワンタン(麺入り)を注文しました。
大きなチャーシューとナルトにカマボコとトッピングも豊富です。
平打ちの縮れ麺と肉がしっかりと感じられるモロヘイヤのワンタンが良いお味。
スープも昔ながらの良い味です。
お店の方が親切で良いお店発見です。
チーズ入り餃子 330円
もちもち触感に、チーズのまろやかさが肉汁に加わり絶妙な食べ応えです。
サイズも通常の餃子の2倍程度あり、満足感のある餃子です。
住所 | 埼玉県羽生市大字今泉787 |
電話番号 | 048-565-2436 |
営業時間 | 11:00~15:00 / 17:00~20:00 |
定休日 | 月曜日 (新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。) |
味のイサム
南羽生駅から徒歩15分ほどの郊外にある中華屋さん。
とても優しく気さくな感じの店主と女将さんで、また来たいと思わせてくれるお店だそうです。
季節限定メニューのもつ煮をオーダーしました。
なみなみと盛られたもつ煮は肉厚のホルモンが沢山入っていました。
スープが美味しすぎて、うどんかラーメンの麺を投入出来たらと思っちゃいました。
元祖ぶたから 850円
甘辛な下味がついた豚肉をカラッとあげてあります。
衣がサクサクで中身が柔らかくジューシー。元祖の名に恥じない完成度とボリュームだそう。
漫画盛りと呼ばれる、大盛りご飯がちょうどよい具合だとか。
住所 | 埼玉県羽生市須影108 |
電話番号 | 048-562-1250 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:30~21:0 (まん延防止措置のため、2021年7月12日〜8月22日まで夜の営業は18:00~20:00のテイクアウト営業のみとなります。) |
定休日 | 木曜日 |
伊勢屋
地元のお年寄りから、家族連れ、仕事中のタクシーの運転手さんなどで常に賑やかな店内。
地域密着の愛される名店だと思います。
王様のワンタンめんをオーダーしました。
手打ちの極細縮れ麺で、歯応えの残る茹で加減が僕好みです。
スープが昔ながらの、アッサリスッキリ系なのも嬉しいところ。
羽生市特産モロヘイヤを練り込んだ王様のワンタンも青くさいわけでもなく美味しい。
それが11個も入っていて、お得感抜群です。
チャーハン 620円
チャーシューの切り落とし、ナルト、ネギ、玉子などの具材が入っています。
シンプルな食堂の炒飯といった感じ。
パラパラでは無い、ちょっとしっとりした感じのホッとする味だそうです。
住所 | 埼玉県羽生市中央2-5-31 |
電話番号 | 048-561-0783 |
営業時間 | 1:30~14:30 17:00~21:00 |
定休日 | 月曜日 |
宝亭
店の前には、出前のバイクが止まっていて、注文から2~30分で迅速に商品を届けてくれるそうです。
店の外観といい、昔ながらの食堂感覚ですね。
手打ちラーメンを食べました。
麺は一目で手打ちとわかる平麺ちぢれ麺(麺の太さがまちまち)。
さっぱりダシのどこか懐かしいスープは佐野ラーメンに近いかな?
チャーシューはしょっぱ目の昔ながらのチャーシューです。
税込み400円でこの味はコスパ良すぎでしょ!
天津丼 740円
餡は甘めのさっぱりダシだそう。
あんかけ好きな方にはたまらないかもしれません。
ご飯のボリュームも満点で、卵に椎茸カニカマ、たけのこなどの具材が沢山入っているそうです。
住所 | 埼玉県羽生市北1丁目8−19 |
電話番号 | 048-561-0827 |
営業時間 | 11:00~14:00/17:00~19:30 |
定休日 | 月曜、第3火曜 |
まとめ
羽生市の北側には、雄大な利根川が流れています。
利根川は、江戸時代には重要な交通路として羽生と江戸とを結んでいました。
羽生市は、水利に恵まれていたことから、水稲を中心とした農業が盛んで、現在でも県内の米どころだそうです。
そんなお米が美味しい羽生市では、地元の方に長く愛され続ける町の中華屋さんが沢山ありました。
どちらのお店もリーズナブルで、盛りの良いおかずとご飯、昔ながらの中華そばなどが味わえるようです。
そして何より、気さくで面白い店主や、温かい接客の店員さんのいるお店が多いという事でぜひ、行ってみたいと思いました。
某番組で有名な、あの店主さんに会えるかな~。
さいたま水族館に行ってみたいよ。
全国でも珍しい、淡水魚専門の水族館なんだって。
荒川に棲んでいる約100種類の水生生物を展示しているらしいよ。
水族館のある羽生水郷公園には、遊具や芝生広場もあるって。